中学理科の達人への近道とは

あまり理科が好きじゃない人に理科のイメージを聞くと、「意味も分からず記号を暗記する科目」「理由も分からずに計算をさせられる科目」などの答えがかえってきたりします。

このイメージでは理科に興味を持てないのも無理はないですね。

理科に限らず、どの科目も「興味」を持って勉強しなければ得意になるはずがありません。興味を持って勉強すれば、知りたいことが理解でき、うれしくなってもっと学ぶ、この繰り返しで得意になっていきます。

このイメージでは理科に興味を持てないのも無理はないですね。

つまり、「知りたい!」と思うことが理科を得意にするはじめの一歩なのです。

ですから、身のまわりのことに「なぜ?」と疑問を持つことが大切です。例えば、

  • なぜ低気圧が近づくと雨が降るのか?
  • 電球ってなんで光るのか?
  • 葉っぱはなぜ緑なのか?
  • 車はガソリンを入れるとなぜ車輪がまわるのか?
  • なんで人はごはんを食べなければいけないのか?

などちょっと考えると疑問に持てることって沢山あります。

もちろん持った疑問を解くためにいろいろ調べても、中学の理科では分からないこともあるかもしれません。しかし、疑問を持ってそれを解決するという行動それ自体がとても大切な勉強なのです。

そして、調べて分かったときのうれしさを体感できれば、また勉強してみようという気になり、いつのまにか中学理科の達人になっていることでしょう。

学校のお勉強という見方をする前に、自分の疑問を好きなように調べるという見方で理科を学んでみると、遠回りのようで、実は学校の理科のテストも解けるようになりますよ。

分かったことを人に伝えることも大切!

持った疑問を解決していくことに慣れると、今度はその分かったうれしさを人に伝えたくなります。分かったことを人に伝えることで、あなたの努力をいろんな人に理解してもらえるようになり、評価されるようになります。

やっぱり人に評価されるとうれしいですよね。

「伝える」ってことは大切なのです。理科について言えば、「レポート」というかたちで人に伝えるのがふつうです。そこで、レポートを書くということも徐々にはじめていくことをお勧めします。

はじめはどういうふうに書いていいか分からないと思いますので、レポートの書き方も紹介していきます。今はインターネットがあるので、自分の書いたレポートをインターネットに公開することで多くの人に伝えることができます。

中学校でレポートを提出することはもちろん、学校の課題にだけこだわらず、気が向いたらレポートを書く習慣をつけると、人から評価をもらえ、それを励みにまた学んでいこうと思えるようにもなります。

理科は実験が命!

人に伝えることで気をつけなければいけないことは、誰でも納得できるような理由を示さなければなりません。「こんなことが分かりましたよ!」と結論だけを伝えても「本当なの?」と返答される場合もあります。

そこで、実験が大切となってくるのです。実験をして確かな裏づけが取れました、ということを伝えることでより説得力のあるレポートを書くことができるのです。

また、実験をすることで理解も深まります。この意味でも気軽に実験をすることをオススメします。

とはいっても、いろんな器具を使ったり、けっこう危険がともなう実験もあるので、そんな実験は学校で先生の指導のもと行ってください。一方、危なくなく、簡単できる実験はどんどんやってみると楽しいですよ。

自分でも簡単にできる実験のしかたも紹介していきます。

やっぱり知識も大切!

前にも言いましたが、中学理科の達人になるためには、興味を持って調べ、自然や身のまわりにあるもののしくみを知る楽しさを感じられることが重要です。

このことが最重要なのですが、次に知識を得ることがやっぱり大切です。知識が興味や理解を手助けしてくれるからです。別に興味ないんだけどちょっと我慢して知識をお勉強することもときにはしてみてください。とりあえず知識だけ学ぶことで、新たな興味が生まれる可能性があります。また、ひょんなことから自分が考えていた疑問が解けるかもしれません。

ですから、とりあえず勉強、もお勧めします。学校でも勉強できますし、このサイトにもその材料は沢山あるので大いに活用してください。

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